昨年に個人事業主として開業してから2年目に入りました。 2月から始まったコロナ禍によって、どうなるものなのかと思っていたのですが、幸いなことに順調にお仕事をいただくことができました。 お声がけしてくださった中には、力及ばずお断りする、または期待に沿えられなかったこともあり、残念な結果になってしまったこともありました。 その一方で、継続的にお仕事をご一緒させていただけているところが複数あり、私自身にとっても新しい挑戦とも言える一年となりました。

今後、私へのお仕事のご依頼の参考になればと思い、簡単にやってきたことをまとめていこうと思います。

受託開発企業でのコードレビュー

昨年から継続して契約している受託開発企業の中で、新人のプログラマーの方のコードレビューを担当しています。 プログラマーの人数が少ないため、新人といえども責任が自然と大きくなってしまう状況でした。 一人で悩みすぎてしまわないように、設計や実装の相談や作成したコードのレビューといった開発面での相談や、そもそも顧客から出てきた提案をどのように扱うかといったプロジェクトの進行に関する相談など、プロジェクトに不安なく参画できるように支援をしています。

プログラミングスクールでのメンター

今年の6月からお声がけいただいたプログラミングスクールにて、メンターを担当しています。 講師のように直接内容を教えるのではなく、学習していく中で不安になっている点の相談や、この先の学習の進め方や教材だけで足りない部分を補うためのコンテンツを一緒に探したりなど、とにかく学習を進める上での不安を払拭するための相談相手として活動しています。 大抵の受講生の方は初めてプログラミングを学ぶため、何が出来て当然なのかどうかすらもわからない状態であります。 また、多くの方はキャリアチェンジを想定して、受講しているため、必死さがあります。 ですが、短い受講期間の中で得られる知識や経験には限界があります。 とはいえ、焦ってしまっても仕方がありません。 受講生の方々も社会人や大学生と本来やるべきことがある傍らでの挑戦なので、両立しながら学習するためのサポートをしています。 今トレンドの技術を教えたところで、それも変わっていくものであります。 なので、学び方についてを身に着けられることを目指しています。 たとえば、知識を得るにはどういった情報源があって、身につけるにはどのようなことを試してみると良いのか、などの相談を受講生の方とのオンラインの面談では行っています。

スタートアップでの開発支援

9月から、今年に起業したスタートアップの開発の一部を請け負っています。 これまでの開発支援に近く、Ruby on Railsでのサーバーサイドの開発ではりますが、

  • Vue.jsによるSPAとの連携
  • GraphQLを使ったAPI
  • これまでまったく関わってこなかった事業ドメイン

という点がこれまで異なります。また創業したてでもあり、変化しつづけているスピードを感じます。 特に、事業ドメインやそれに対するソリューションが、自分にとって未知の領域のものだったので、何もかもが新しいことだらけで楽しませていただいています。 そんな中でもバリューを出さなければいけない、という緊張感もあるので刺激的なお仕事をさせていただいています。

おわりに

ということで、コロナ禍の影響で危うくなるのかと思ったのですが、幸いなことに色々なお話をいただく機会が増えた年となりました。 結果的に、新しいことへ挑戦する機会が得られて、大変良い一年となりました。 少しでも一緒に仕事をすることにご興味を持っていただけるようでしたら、こちらからお問い合わせをお願いいたします。

来年も更に良い年となるよう邁進していきます。 それでは良いお年を。