「Small Factory 4.0」を読んだ。

ちょっとだけIoTに興味があって、たまたま見つけたので読んでみたら面白かった。

町工場の業務改善のためのIoTサービスとそれを用いたコンサルティングを展開しているiSmart Technologies社社長自身が、どのように事業を始めて、発展させていったかについて書いてあった。 使用している技術については細かくは書いてなかったが、単に自社製品について紹介するのではなく、対象顧客を考えての製品づくりや、製品を導入するだけでなく教育についてが書かれていて、物語として面白い。 エンジニアであった社長だけに、自身で秋葉原へセンサー部品を探して、色々試していたりと、そういうものづくりが好きな人が読むとワクワクするんじゃないだろうか。

面白かったところを箇条書きにしてみる。

  • 大手メーカーが出すIoT製品が、費用含めて導入コストも高くなかなか広まらない状況の中、いかにして既存の工場、それも特に町工場や中小企業に入れてもらいやすいかを考え抜いていて、安価でシンプルな製品ができている。
  • 新しいことに積極的に取り組む企業文化づくりは、ハードウェアが絡むと難しそうな気がしてたけど、そうでもなさそう。
  • 製品を入れてもらって、顧客企業内で広めるための施策についても考えられていて、「導入する」ことが目的ではなく、結果的にサイクルタイムなど工場自体がカイゼンされていることを目指している。 

実物とか、実際に導入している工場とか見てみたいなぁ、なんて思った。